2つの事業を両輪に自動車流通関連業界の発展に貢献

当社の事業である「カーセブン事業」と「プラットフォーム事業」は密接に関連しながら、シナジーを及ぼし合っています。
また、当社代表が設立した業界団体(JPUC、JADRI)と当社事業も良好な相互作用のもと、業界改革と当社の事業発展を同時に実現しているほか、当社と自動車流通関連業界全体も互いに好影響を及ぼしながら発展しています。
このように、当社は内外の多方面にわたっての良好な相互作用によって、さらなる価値を生み出す“プラス・スパイラル経営”を実践していきます。
カーセブン事業
カーセブン事業は、自動車流通の直営店およびフランチャイズ店を全国に展開し、店舗を運営する中で自動車流通における課題解決や最適な業務プロセスの実証しています。
安心・安全な自動車流通を実現し、消費者の利益を最大化する観点から、カーセブン事業ではお客様と直接買取・販売する「ダイレクト販売」を採用しています。自動車流通業界においては、従来からオークションを介した売買が一般的となっていますが、カーセブン事業では事業者自身がオークションを介さず、一般ユーザーから直接買取した車両を小売販売しています。
そのため、自動車流通では比較的稀である「前オーナーの顔が見える販売」を実現し、より安心・安全な自動車取引の機会を消費者に提供しています。
また、中間流通を排除することにより、高価格での買取、低価格での販売が可能となります。その結果、消費者にとって有利な取引を提案できると同時に、当社事業の競争力も高めることができます。カーセブンでは、このようなダイレクト販売をチェーン全店舗で実施しています。
プラットフォーム事業
プラットフォーム事業では、自動車流通に特化したSaaSアプリケーションの開発・販売、SaaSアプリケーションを起点とした「SaaSプロフェッショナル・サービス」の提供、自社媒体の運営など、さまざまなサービスを提供しています。
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SaaS事業
自動車の査定・買取から販売まで一連の業務を一気通貫でサポートするアプリケーションを開発・提供しています。いずれのアプリケーションも、買取から販売までの店舗運営を熟知した当社が開発し、直営店での実証を経て改善を重ねているため、導入直後から店舗業務を効率化・高度化します。
従来は一連の車両売買の過程で対象車両の情報を頻繁に入力していましたが、当社のアプリケーションを導入することによって、店舗での車両情報の入力が原則として不要となりました。
このように当社は自動車流通業界では稀な「現場を持つSaaS事業者」として、極めて高い利便性を有するアプリケーションの開発に成功し、それらを同業他社にも広く導入いただいています。
また、当社のSaaSアプリケーションの強みは、買取から販売までの一連の店舗業務をカバーする多様なアプリケーションと、他社システムとのシームレスな連携にあります。大手事業者の基幹システム(自社開発・ベンダー開発)と、当社アプリケーションとの間におけるデータ連携も順調に進んでいます。その結果、当社アプリケーション導入取引先における契約継続に対する高いモチベーションを獲得し、低解約率実現の大きな要因となっています。
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媒体事業
最先端のウェブマーケティングを駆使して運営する当社のウェブサイト(自社媒体)は、月間100万を超えるユニークユーザー数を擁するサイトに成長してきました。当社サイトは、自動車流通関連事業者と消費者間の双方向コミュニケーションを実現する「自動車流通の総合媒体」を目指しています。具体的には、自動車の買取・販売のみならず、洗車、コーティング、車検、保険、人材採用といった自動車流通に関連する幅広い顧客ニーズをタイムリーに獲得し、自動車流通関連業界に広く提供します。それによって、「安心宣言」を核とした消費者利益を重視したサイト運営を徹底し、より安心・安全を求める消費者をターゲットに、今後も媒体情報の量・質を強化し続け、カーセブンのウェブサイトを「安心宣言」で業界をリードする総合媒体に育成することを目指します。